
仕事に集中ができない、どうしても先送りしてしまうという悩みを抱えてる方は多いと思います。
そんな悩みを抱えてる方に生産性が高い人が実践している7つの習慣をご紹介します。
●やる気が出るまで待つのをやめる
「嫌ならやめてもいい」という前提でちょっとだけやりましょう。
ロシアの心理学者ツァイガルニクによれば、やりかけの作業は心理に不安を起こします。すると、「やりかけ不安」を解消するために、作業を継続する動機が生まれてきます。
やる気が行動を生み出すのではなく、行動がやる気を生み出す。やる気が出ない時こそ、手を動かすべき
やる気をつかさどる脳の側坐核という部分は、作業を始めると活性化して、やる気を生みます。だから、やる気を生み出すためには、まずやり始める必要があります。
●遮断する
頻繁なメールのチェックほど集中を乱すものはない。だから、メールをチェックする時間は固めよう。
メールの随時チェックは、チェックするたびに集中を乱して生産性を引き下げます。だから、メールチェックタイムを決め、その時間だけチェックするようにしてください。
Eメールをチェックする時間を決めておく。
「朝と夕方の2回だけチェックする」というように、メールチェックする時間を決めて、それ以外の時間は見ないようにします。メールに集中を乱されずに、作業に飲めり込めるようになります。
●複数の作業を同時しない
複数の作業を同時にこなす「マルチタスク」は、どれもうまくできない。
「ながら」作業は非効率、米スタンフォード大学 国際ニュース : AFPBB News
スタンフォード大学の研究結果によれば、マルチタスクをすると、注意力が分散し、かえって情報処理の効率が下がります。テキパキやりたいなら、マルチタスクは避けるべきです。
ひとつの課題に集中してあたれない場合、その課題を完了するのに時間が50%も余分にかかる
マルチタスクは別の作業に切り替える時に、集中力が分散し、効率が悪くなります。一度にやる作業は一つに絞りましょう。
だから、やる気を生み出すためには、まずやり始める必要があります。
●集中力を回復する
タイマーが鳴ったら5分間の休憩
設定したタイマーがなったら、5分間休憩します。マッサージや深呼吸でリラックスをして、集中力を回復しましょう。生産的に休むことで、高い集中力を長時間維持できるようになります。
仕事に集中するには、適度な息抜きも必要
長時間やっていると、どうしても集中力が鈍り、生産性が低くなってしまいます。戦略的に怠けることで、高い生産性を維持したまま仕事ができます。
●追い込む
25分にセットしたタイマーを動かすと同時に仕事を始めます。そしてこの25分間は仕事に集中し、その間は途中で仕事を止めてはいけません。
人間の脳は適度な制限があるときの方が、活性化します。25分という制限で集中力を引き出しましょう。慣れてくると、タイマーを押すと同時に集中スイッチがオンになります。
タイマーが回っている間は100%集中する
25分というと短いと感じるかもしれません。でも、他のことを一切やらずに100%集中するのは結構大変です。また、100%集中すれば、かなりの生産性が出せることもわかるはずです。
●区切る
時間は短く区切った方が、効果的に仕事をすることができます。
仕事を効率良くこなすためのシンプルな13の習慣
「この時間内に終わらせる」という目的意識を持てば、やる気が生まれ、集中して仕事に取り組めるようになります。「とりあえず頑張る」ではなく「n時n分までに終わらせる」と時間を区切って仕事をしましょう
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
これをパーキンソンの法則といいます。無駄に多めの時間を見積もっていると、本質と関係のない些細な部分にまで注力することになり、成果と関係のない作業が増えていきます。
時間をしっかり区切り制限することで、効率的に仕事ができるのです。全ての仕事にリミットをつくりましょう。
●自然の力を借りる
職場に花や観葉植物が置かれていると、男性社員から出されるアイデアが15パーセント増え、女性社員の場合は問題への対応が以前よりより柔軟になった
テキサスA&M大学のロバート・エルリックが、この働きを発見しました。つまり、クリエイティブになりたかったら、植物を買ってきて、机の横におけばよいのです。